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日商簿記は商業簿記と工業簿記に分かれています。3級は商業簿記のみ。2級は商業簿記と工業簿記です。2級の商業簿記は、3級の商業簿記が理解できていれば全然難しくはありません。工業簿記は少し特殊なので慣れるまで苦労する方もいるかもしれません。 簿記の勉強の方法ですが、簿記学習のコツは「習うより慣れろ」です。しかし、その前に最低限押さえておかなければならないことがあります。損益計算書と貸借対照表の大雑把なイメージです。左を借方、右を貸方と呼び、簿記は借方、貸方、左右で一対となります(←詳細は専門書をご覧ください)。これさえわかっていれば後はひたすら問題演習です。 テキストの細かい解説は気にせず、どんどん問題を解いていきましょう。わからない部分は解答を読みそれでわかれば、テキストに書かれている細かい理屈はあまり読まなくても良いです。テキストにしたがって問題を解いているうちに自然に実力がついてきます。問題演習は、過去問題集を用いると良いでしょう。日商簿記3,2級では繰り返し同じ論点から出題されているので、最低でも過去4年分はやっておきましょう。
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☆効率よく簿記資格早く資格とるために☆
簿記3,2級は独学でも十分取れると思いましたが、勉強を効率よく進めるため、会計系に強い資格の学校TACに通いました。使用テキストは、このホームページの参考書のページでも紹介している基本テキストです(このテキストは市販されています)。受講コースは3,2級本科生を選択しました。目標は2級合格だったので、一気に3級の勉強をして、間を空けずに2級の勉強に入りたかったためこのコースを選択しました。
講義は、1回2.5時間で、非常にゆっくりとしたペースで進めてくれます。予習は特に必要ありませんでした。講義では問題演習を通して、基本テキストの要点をきっちり教えてくれるので、テキストの無駄な部分を読まずにすみ、効率よく学習することができました。みなさんもTACで簿記を受講されるなら、予習は不要と思います。
その分復習は念入りに行いました。それでも、1回の講義に付き約1時間程度でした。それでも十分講義にはついていくことはできました。
☆直前期1ヶ月☆
直前期の1ヶ月は、追い込みの時期です。過去10年分の過去問題集を購入し、その本を問題演習代わりに使用しました。そのとき点数が何点取れたとかは一切気にせず、試験までにピークに持っていけるよう、じっくり10年分の問題演習を行いました。TACでは、直前期合計6回の答練があります。これも非常によかったです。簿記試験本番のものより少し難しめに作ってあり、それを解くことで自分の実力を再確認することができました。
☆TACの講師について☆
私は、3人の講師の授業を受けましたが、皆さん教え方はほとんど同じで、わかりやすかったです。おそらくTACの簿記3,2級講座では講師は誰であっても心配は無いと思われます。さすがに会計系に強い予備校だけのことはあります。
☆試験結果☆
日商簿記検定2級第113回
100点満点中92点で合格でした。簿記の勉強期間3ヶ月。一発合格でした。
☆勝因分析☆
・資格の学校に通うことにより、勉強の習慣がついたこと、簿記の学習のコツを学べたこと。簿記の第一回目の講義に簿記学習のコツが集約されてましたね。あとはひたすら問題を解いて、簿記に慣れていくだけでした。
・簿記3,2級連続して受講(勉強)したこと。
・TACの簿記教材に出会ったこと。
・復習中心に行ったこと。
・直前期の1ヶ月、10年分の過去問題集を使ってたっぷり問題演習をしたこと。
・TACの直前期の答練6回分で過去問以外で、十分な問題演習をこなせたこと。
☆振り返って☆
簿記2級までなら十分独学でも合格できると思います。ただし、勉強の習慣をしっかりつけることと、簿記の学習のコツをうまくつかめないと難しいと思います。私は、全くの簿記の素人だったので、資格の学校に通ってよかったと思っています。学校に通うことによって、勉強の習慣が身に付いたこと、簿記の学習のコツを教わったことこの2点が私にとっては一番の収穫だったかなと思います。
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